しゃばけシリーズとは&原作紹介
- 娑婆気(しゃばけ)
- 俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心
――国語大辞典『言泉』(小学館)より――
しゃばけシリーズとは
原作者・畠中恵先生による、シリーズ累計700万部を超える、現代日本が誇るファンタジー時代小説シリーズ!。 2001年発売のシリーズ第一弾となる『しゃばけ』は畠中先生のデビュー作で、 この年の日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞。2003年には第二弾『ぬしさまへ』を刊行。 絵師の柴田ゆう先生の可愛いイラストを纏い、現在までに関連本含めるとなんと18作品が発売され、大人気小説 となっている。
時は江戸時代。主人公は、江戸の大店長崎屋の一人息子である一太郎ぼっちゃま(通称若だんな)。 めっぽう身体が弱く、両親がそれはそれはかわいがっている。 そんな若だんなを守っているのが、長崎屋の手代である仁吉と佐助。 この二人、日頃は人間の姿をしていますが、実は、白沢(はくたく)、犬神(いぬがみ)という妖。 二人にとっては、若だんながこの世の全てであり、両親以上にかわいがり甘やかしている。